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2011年度のFIFAバロンドール(年間世界最優秀選手)を受賞したばかりのバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、フランス誌『フランス・フットボール』とのインタビューで、同賞を引き合いに出し、次回のワールドカップ(W杯)・ブラジル大会優勝への強い意欲をのぞかせた。
「2014年度にバロンドールを受賞できたら最高だね。なぜなら、それはW杯でアルゼンチンが優勝したことを意味するからさ。W杯のタイトルを獲得するためなら、次の2年間はバロンドールの栄誉を辞退したっていいよ」
もっともメッシは、ユーロ(欧州選手権)が開催される2012年度のバロンドールを南米出身の選手が獲得するのは難しいと考えているようだ。
「ユーロは非常に重要な大会だ。前回のW杯・南アフリカ大会が行われた年、アルゼンチンが優勝しなかったにもかかわらず、僕はバロンドールを受賞することができた。だが、今年はおそらく、ヨーロッパの選手が受賞するだろう。仮にフランスが優勝すれば、バロンドールには、現在絶好調のカリム・ベンゼマが有力視されるだろうね。
もちろん、クリスティアーノ・ロナウド、ウェイン・ルーニー、それにイタリア人選手も、優勝すれば同じように有力候補になるだろう」
バルセロナのチームメートであるシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタが最有力候補と言われていた昨年のバロンドール授賞式では、自身が選ばれたことに驚きを隠せなかったメッシだったが、今年は名前を呼ばれても驚くことはなかったという。
とはいえ、今年の授賞式のスピーチでは、チームメートへの感謝の言葉が思わず口をついた。
「(スピーチは)事前に何も用意していなかった。だけど、いつもいろいろなことを分かち合ってきた仲間であるシャビをはじめとするチームメートへの感謝の言葉が自然と出てくるのは当たり前のことだよ」
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